小さなカブトムシ
2025年7月11日 10時20分小さな幼虫が、小さなカブトムシになりました。
2時間目終了のチャイムが鳴ったので、1、2年生教室をカブトムシと訪れると…。
「かわいい。」「ちっちゃい。」「触ってみたい。」
すぐに友達になりました。「ぼくは、大きい方を触る。」
カブトムシをみんなで囲み、一緒に遊びます。気が付けば、3年生、6年生もいました。
普段、虫が苦手な子もいましたが、「小さいのを触ってみたい。」と、手を差し出します。生まれて初めて触われたそうです。友達がいて、友達と一緒なら、少し苦手そうなことも、挑戦できるんですね。すごい!
「大きいのは、ツメが痛いけど、小さいのは痛くない。」触れるといろんなことが分かります。
「友達に渡すときは、カブトムシの前に手を出すと歩いてくる。おしりを少し触るといい。」なるほど。カブトムシたちは、子どもたちの手から手へ。
小さなカブトムシが手のひらにおしっこをしました。これにはみんな大笑い。「ティッシュある?」落ち着いたものです。
小さなカブトムシは、子どもの手から飛び立ち、1、2年生教室を、飛び回りました。初めて虫かごから出て、うれしかったのでしょうか。みんなで見守りました。その後、机の上で、大小2匹を並べて、一緒に遊びました。
どんな動きをしても、面白い。「バトルするかな。」「逃げよる。」「おんぶした。」
生き物好きの浅海っ子たちです。
後1週間で夏休み。今しかできない、夏ならではの貴重な体験をたくさんしてほしいものです。