うれしいこと!(かなりの長文になりますm(_ _)m)

2022年1月28日 08時17分

 昨日・今日と、うれしいことがありましたので、文字のみ(しかも長い……)になりますがご紹介を!

① 抜群のインタビュー!

  昨日の記事で、1年生が国語科の学習の一環でインタビューするというものを載せましたが、校長室にもやってきてくれました。

  聞かれたことは、「好きな動物は何ですか?」「小学生の頃の思い出を教えてください。」「ゲームはしますか?」などでしたが、来室直後は「大丈夫かな?」と少し心配でもありました。手ぶらだったからです。「手土産がないぞ!」ではなく、「何も見なくていいの?」「何もメモしなくていいの?」という思いでした。

  ところが、全く滞ることなく次々に質問してくるのです。しかも、暗記してきているような「一方的」なものではなく、きちんと「受け答え」をしているのです。

  例えば、「好きな漫画な何ですか?」という質問に対して、「たくさんありますが、『ワンピース』かな。」と答えたときの、「ぼくのお母さんも好きです!」など、こちらからの問いかけに対して、「アドリブ」をきかせつつ的確に答えていたのです。しかも、笑顔で。一見当たり前のように思われるかもしれませんが、かわいい1年生が校長室に入ってインタビューするのです。きっとかなり緊張していたと思うのですが、そんな様子はほとんど感じさせませんでした。

  小規模校のウィークポイントとも思われがちな、「人前が苦手」みたいなことは全く感じさせないすてきなインタビュアーさんでした。浅海っ子、育ってるなあ!

  余談ですが、ゲームの話をしたときは、ハードについてもソフトについても、ほぼお互い分かりあうことはできませんでした。ん~、ジェネレーションギャップ( ̄▽ ̄;)

 

② 温かさのキャッチボール!

  本来であれば、昨日27日(木)は、来年度新入児の体験入学と保護者説明会を実施するところでしたが、感染症対策として中止を余儀なくされました。幸いなことに、新入児はみんな在校生のごきょうだいであったため、保護者の方も学校生活についての理解があり、また、中止理由についても理解を示してくださり、物品購入についても事前注文等により対応できていました。ただ……、新入児と1・2年生の「交流」は、実施することができませんでした。

  そこで学級担任の発案により、ロイロノートを使ってメッセージを伝えることになり、1・2年生のみんなは、新入児のことを思って原稿づくりや撮影に奔走しました。実際の映像も見せてもらいましたが、大変かわいらしく心温まるものでした。

  さらに、ごきょうだいを通じて、新入児のみんながとても喜んでいた旨のご連絡もいただけました。きっとこのあと、学級担任から1・2年生に、その喜びの声も伝えられることでしょう。

  ちょうど松山市がタブレット端末を整備してくださっていたことや、新入児が全て在校生のごきょうだいであったことなど、いくつかの「偶然」がうまくかみ合った結果かもしれませんが、それでも、学級担任が思いつかなければ、ご家庭での喜びの声が届かなければ、そして何より、こんなに純粋な子どもが育っていなければ、こんな温かい心の「キャッチボール」はできなかったと思います。まさに、「『コロナだから仕方がない』ではなく、『コロナだけど何とかして……。』」「ピンチをチャンスに!」でした。

 

 かなり長文になってしまい申し訳ありませんでしたが、本当にうれしいことでしたので、お伝えしたくてこのような形をとらせていただきました。

 やはり、子どもを真ん中に据えた日頃からの積み重ねが大切だな、と改めて感じさせられた出来事でした。保護者の皆様、本校の先生方、これからもどうぞよろしくお願いします!

 きっと今頃、学級担任から新入児の子たちの様子を聞いて、1・2年生が互いに顔を見合わせてにこにこしていることでしょう(^_^)