いつもの……

2021年11月24日 13時56分

 ここのところのお昼休みは、音楽発表会などの練習をしていたため、なかなか遊ぶことになりませんでしたが、今日は「いつもの」お昼休みでした。

 「い~ろ、い~ろ、な~にいろ?」と「いろおに」をしていたり、タイヤを使って陣取りゲームをしていたり、あ、それからいつもの面々はサッカーをしていたりするなど、お天気もみんなの表情もとっても明るいお昼休みの運動場でしたよ!

 これだけ「集中」して遊んでいてもお掃除が始まる放送が流れると、校舎までダッシュなのです。こういう切り替えの速さって大切ですね。

 

 また、お掃除では、異学年間でこんなやりとりも……。

 「〇〇ちゃん!~~~しといたよ!」「あ、ありがとう!」

 「〇〇くん、~~~はちゃんとしないとダメだよ!」「は~い!」

 そして、そんな会話のすぐ横で、誰かが出しっぱなしにしていたのか、単に気を利かせてなのか分かりませんが、黙って数本のほうきを片付ける子が……。

 なんでもない日常のようですが、これらの子たちって、

① 誰かのために体を動かす子  ② 「ありがとう」が言える子  ③ 正しいことをきちんと教えられる子  ④ 素直に聞き入れられる子  ⑤ 黙って体を動かせる子 

だと思うのです。当たり前のようですが、なかなか実際にはできにくい部分もありませんか。これらの行動に賛否あるかもしれませんが、私は「すてきな子」だと思ってしまいます。

 学校によっては異学年交流など、あえて学年間の交流活動などを取り入れるところも少なくない昨今、本校は毎日が「異学年交流」です。小規模校ゆえの不便なところも確かにありはしますが、上学年を慕い、下学年を見守るこの文化は、手前味噌ながら本当にすばらしいと思っています。

 子どもたちのすてきなところ、今後も「異学年交流」に関わらず、見つけていきたいと思っています。