今日の授業【3~6年生】と……

2021年9月17日 10時33分

 3年生は、体育科(保健)、4年生は算数科の授業でした。

 5・6年生は、社会科の授業でした。

 学習課題に沿って自分なりの考えを構築したり、動画視聴を基に自分なりの考えをめぐらしたり、練習問題を徹底して行ったりするなど、日頃からICT機器の活用とともに、よりよい授業にするべく工夫しながら授業を行っています。

 いかに、学習課題を「我がごと」として主体的に取り組ませることができるか、その課題を解決するためにどのような方法が考えられるか、そして、それらを実際に解決させられるかなど、子どもたちが前向きに、そして、頭の中に汗をかくような授業をイメージして取り組んでいます。

 

 ここで、大変うれしいことがあったので、ご報告を。

 ただし、子ども本人の思いを尊重して具体的な内容は省略し、その行動に象徴される言葉を紹介することで換えたいと思います。

 それは、「努力は裏切らない」、または、「プライドを守る(保つ)ための努力を怠らない」です。

 よく「〇〇くん(さん)は勉強ができていいなあ。頭がええけんねえ。」とか「運動神経がええけん、走るのが速くていいなあ。」などという声を聞きます。確かに、「才能」や「向き不向き」、「得手不得手」など、個人差があるのは自明のことと思います。でも、「できる子」は、本当に「才能」だけで「できる」のでしょうか。そうなると、もはや学校など必要ないと思ってしまいます。

 やはり、努力することの尊さ、そして、しんどい思いはするけれども、その先にある達成感や成就感を、実際の経験を通して感じてほしいと思っています。さらに、それらが少しずつでも確実に、子ども自身の自尊心(プライド)をつくりあげると信じています!

 ……と、いうようなことを考えずにはいられない場面に出くわしたのです。

 人前であれ、人知れずであれ、努力することやがんばることは、本当に美しい!と思った今日この頃です。