新体力テスト【全学年】
2021年6月8日 08時15分その昔は、「スポーツテスト」という名称で行われていましたが、1999年(平成11年)より、テスト項目も一新され、現在の「新体力テスト」が実施されるようになりました。
テスト項目は、握力・上体起こし・長座体前屈・反復橫跳び・立ち幅跳び・20mシャトルラン・50m走・ソフトボール投げ、の8種目です。
児童の運動能力や体力の現状を確かめたり、児童が自身の運動能力について関心を持ちより高めるよう努力したりすることをねらいとして行うものです。
とはいえ、ただ実施するだけではなく、目標がある方が記録や体力の向上につながります。
そこで、ある基準(記録)に到達すると、県の小学校体育連盟から、「A級」の認定書をいただくことができます。また、前年度の自己記録を更新したときには、市の教育委員会から、「パーフェクト自己新記録賞」という賞をいただきます。子どもたちは、これらの受賞に向けて一生懸命です!
「投げるん、苦手なんよ……。」「あんまり力入れ過ぎたら飛ばんよ!」「苦手やけんいうて、やらんのはダメ!がんばらんといかんのよ!」など口々に、自分に言い聞かせたり、友達にアドバイスしたりと、児童それぞれが自分なりの目標を立て、がんばろうとする姿が何とも尊いです。
そんな中、こんなひと幕がありました。実は、先日ある子がけがをしてしまって、今日の新体力テストができず、しばらく不自由な学校生活を送ることになってしまいました。
でも、その子の手を取ってスロープからいっしょに降りる子、場所移動のときに肩を貸す子、見学用の椅子を用意する子など、その子の周りは何とも温かい空気で包まれていました。その子に、「○○さんは、いい仲間がいていいね!」と言うと、「はい!」と、にっこり!けがをしてしまったことは痛いしつらいことですが、そのことがきっかけで改めて発見したこともあるのではと思います。その子本人も周りの子たちも。
浅海っ子、今日もいい感じです!